中央特急スーパーあずさ・かいじの風景
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おとといは仕事で甲府へ。
久々にスーパーあずさに乗りました。
久々にスーパーあずさに乗りました。
乗ったのは8時ちょうどのスーパーあずさ5号。
新宿からは5割程度の乗車率だったものの、途中立川、八王子からそれなりの乗車があり、 八王子をでるころには指定席は7〜8割埋まっている感じでした。
八王子〜甲府はノンストップ。
高尾を出ると一気に山間部の風景に変わります。
高尾を出ると一気に山間部の風景に変わります。
中央特急に乗るときオススメなのはD席。
新宿から甲府方面に向かう時、
甲府到着の15分くらい前の勝山ぶどう郷から塩山駅付近より左に広がる甲府盆地の眺めはとても個人的に好きです。
ここは夜景も綺麗で、夜に新宿方面からの乗ると、山間部の真っ暗な車窓のあとに突然広がる明かりは結構はっとさせられます。そして甲府に到着。
(車両の天井では無く台車と直繋ぎとなったパンタグラフが特徴。
車体が傾いてもパンタグラフは傾かないようになっている。)
車体が傾いてもパンタグラフは傾かないようになっている。)
このE351系スーパーあずさですが、1994年に登場し気付けばもう20年超。
鉄道ファンにはJR東日本初の振り子列車ということでやはり特別な列車ですが、少し古さは隠せないようにはなってきました。
そういえば以前、甲府に旅行に行ってきたという女性の友人と話す機会があったのですが、その際行きは普通の「あずさ」で、帰りは「スーパーあずさ」に乗ったそうなのですが、「帰りはスーパーが付いている分どんないい列車がくるのだろうと期待していたら、うす暗いし狭いしどこがスーパーなの?普通のあずさの方がずっとよかった。」と聞かれたことがありました。
これは確かに好みの問題もありますが、「あずさ」や「かいじ」に使われているE257系の方が車内は明るく、新しくなかなか否定できません(^_^;)
新宿〜松本間であれば、振り子の効果でそれなりの時短効果がありますが、新宿〜甲府だと時短効果は10分程度であり、それであれば新しくて快適な車両の方がいいというのは僕も全く同感です。(これは単に振り子だから乗り心地が良くないという理由だけではなく単に製造時期と、インテリアデザインの問題もあると思いますが。)
そんなE351系ですが、後継車両の量産先行車はすでに落成されており、まだ数年は先ですが、少しずつ中央本線から引退が見えてきました。
次のE353系は振り子ではなく車体傾斜装置付き。JR西日本やJR北海道など、近年振り子や車体傾斜装置をやめる傾向がある中、高速バスにも対抗すべく高速性を犠牲にしなかった点は良かったと思います。
帰りはかいじでE257系に乗車。
窓が本当に大きく快適。ところどころに遊び心があるのもいいなと思います。
(本当に窓が大きく景色を見るには最高)
中央特急のこのE257系や、常磐線で活躍したE653系等このころのJR東日本の特急はエクステリアもインテリアも結構レベルが高く個人的にはとても好きです。 E353系はエクステリアは今のスーパーあずさの雰囲気を引き継いだ感じで、公式発表でもスーパーあずさの置き換えと発表されています。
しかしその後はE257も置き換えて統一するということも噂されていますが、個人的にはE257系は結構好きなので、これは置き換えないでほしいなというのが本音です。
正直、常磐特急はE657系に統一されて確かにこの列車も完成度は高いですが、個人的には一度乗ってまた乗りたいなーというものではありません。
それで自分の中では常磐線はちょっと面白みに欠ける路線になってしまいました。
公式発表をみるとE353系もどこか、E657系と似ていて、中央特急も同じようになってしまったらちょっと残念だなと思います。
そんなことを思っていたらあっという間に新宿。
久々の中央特急に乗っていいリフレッシュになりました(^^)
ではまた。
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[…] JR誕生後に誕生したE351系の定期運用もダイヤ改正を機に引退となりました。 斬新なデザインと、制御振り子という新しい技術により中央本線にて華々しく登場したこの車両ですが、 登場から気づけばもう20年を超え、その後に登場したE257系と比較しても車内の快適性という意味では、 少し見劣りを隠せなくなってきたのは事実でした。 スーパーあずさとしての運用はE353系に譲り引退となりました。 関連記事:中央特急スーパーあずさ・かいじの風景 […]