碓氷峠鉄道文化むらに行ってきた
少し前ですが、今年2月横川にある鉄道文化村に行ってきました。
失礼ながら、そこまで大きな期待はしていなかったのですが思いの外楽しめたので、
写真と感想をアップしたいと思います(^^)
今回は新幹線で軽井沢へ行きそこから、JRバスで横川まで移動。
バスは碓氷峠は通らないですが、かなりの山間部でこのような場所で鉄道を運行する苦労を感じることができました。
いよいよ鉄道文化村。
このレール横川駅から伸びています。
この日は特に連休でもない普通の日曜日ということで、園内はとても空いていてゆっくりと見ることができました。
まず真っ先に向かったのは検修庫。
碓氷峠を越えたEF63などが保存されています。
当時のものを極力そのまま保存しようというコンセプトのとおり、
廃止から10年以上たった今も当時のたたずまいを残しているようで、
本当に圧倒されました。
厳しい環境の中、鉄道を安全に運行するためたくさんの人たちの苦労と歴史が積み重ねられてきたんだなと、本当に実感させられます。
写真を撮り忘れたのですが、意外と面白かったのが、
EF63のシュミレータ。なんと本物のEF63の前にスクリーンがあり、本物の運転台とハンドルで操作することができます。
当たり前ですが、これがまた難しい~。
ぶっつけ本番で完璧にできるほど甘くはありませんが、これは本当に貴重な体験でした。
機関庫内には貴重なヘッドマークも。
そしてまた感動したのが189系。
車内はもちろん、これもまた運転台に入ることができます。
485系や189系といった国鉄特急は本当にひきつけられます。
車内に入れる博物館は結構ありますが、運転台まで入れるところはなかなかありません。
僕もこれが初めて!
運転席からの視界ってこんななのかーと
ちょっと言い過ぎですが、夢の一つがかなったような気分で、
中々離れられませんでした。
最近の鉄道に関する博物館は安全のためとか、保存のためということで車内に入ることができない展示が多くて、行ってみたもののなんとなく消化不良で終わることが多い中(多少は仕方ないですが)、ここではほとんどの車両に運転台まで入ることができたり、レバーを実際に操作できたりというのは非常に感動的な体験でした。
このブログでもいくつか鉄道系の博物館の紹介はしていますが、純粋に鉄道の面白さを体験するには正直ここが一番だと思いました。
この鉄道文化村のもう一つの目玉は本物の機関車の運転体験。
今回は思いつきで行ったため、参加できませんでしたが、いつかちゃんと時間を取って運転体験に挑戦してみたいと思います。
今回紹介した車両以外にもかなりの数の車両が展示されています。
文化村を出た後のランチはもちろんここ。峠の釜めし。
そしていよいよ引退が見えてきた115系に乗って高崎へ帰りました。
東京から横川までは、高崎まで新幹線を使い、そこから電車で30分。遠いようであっという間です。
私のように軽井沢で1日観光したのちバスで横川へという事も可能です。
鉄道ファンとしてはぜひ一度は訪れなくてはいけない場所の一つだと思います。
[…] 純粋に歴史のある鉄道と触れ合いたいというのなら横川鉄道文化むら。 […]