現美新幹線乗車記〜GENBI SHINKANSEN〜 車内編
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前回に続いていよいよ車内の様子を紹介したいと思います。
いよいよ現美新幹線車内
この列車は前述の通り11号車〜16号車までの6両編成。
11号車が指定席となっていて座席車両。
12号車・14〜16号車が芸術展示車両。
13号車はキッズスペースとカフェになっています。
チケットを持っていれば他の車両に移動してみることができます。
今回僕がチケットをとったのは11号車の指定席座席。
11号車は芸術展示があるわけではないので、
普通かと思いきやいきなり予想を覆されました。
ものすごいポップな内装。これはすごいです。
この車両に乗っているだけでも普段とは違った気分で旅を楽しめるとは思うのですが、
しかし実際走り出してしまうとこの車両にいる暇はほとんどありません(笑
そしていよいよ作品展示のある車両へ。
ここからの展示物は感じ方や見方は人それぞれですので、
美術の専門家でもない自分はコメントは差し控えて写真を紹介しますね。
12号車
14号車
15号車
16号車
最後に13号車です。
この車両は半室がカフェ、半室がキッズスペースです。
キッズスペースにはプラレールが。
この日も子供連れが乗車していましたが、子供はもうこの車両を離れられない様子でした(笑。
大人も嬉しいのが隣のカフェ車両。
木のぬくもりのある内装で、これが新幹線の中とは思えない雰囲気。
木のテーブル越しには新潟の田園風景が広がっていました。
前述の通りこの日はJRには嬉しくないかもしれませんが、
乗客には嬉しくガラガラ。
カフェのテーブルも僕がお邪魔した時には先客もなく
ゆったりとドリンクをいただくことができました。
感想としては、
中古の車両を改造したとはいえ、本当にJR東日本もよく思い切ってこんなもの作ったなということでした。原型がわからないくらい細部にわたってリニューアルされていました。
そしてもう一つは、新潟~越後湯沢の1時間超は本当にあっという間です。
各車両を回って、カフェでコーヒーを飲んだらもう終点。
JRとしては一度どういうものか乗ってみてもらって、
気に入った人はまたもう一度リピートしてくれればという意図なのかもしれないですが、
本当にそうで、次はあまりうろうろするのではなく、気に入った展示車両に20分~30分ゆったりと座って、作品と景色や空間を楽しむというのが贅沢な乗り方なのかなと思います。
鉄道ファンとしては、画一的な列車ばかりでなくこのようなおもしろいコンセプトの列車が増えるのは嬉しい限りで、
今後も引き続き期待したいと思います。
最後に現美新幹線の乗り方を紹介しますね。
現美新幹線に乗るには?
現在、現美新幹線に乗るには2通りの乗り方があります。
(1)ビュー旅行商品に申し込むこと。
(2)11号車の指定席券を買うこと。
です。
6月末までは11号車が指定席となっており、11号車の指定席券をえきねっとなり、
みどりの窓口なりで買うことで普通に乗ることができます。
7月からは12号車〜16号車は自由席となるため、
他の列車と同様に予約も必要なく乗ることができるようになります。
また現在は私の乗った「とき456号」新潟18:18発、越後湯沢19:08着が現美新幹線ですが、
7月からは一本後の「とき458号」新潟19:26発、越後湯沢20:21着が現美新幹線となります。
日曜日のこの列車はおそらく夜遅く旅行商品としては組み込みにくいのか、
私の乗った日もガラガラであり、おそらく穴場。
混雑しているとゆったりと全車両見れなかったり、カフェを利用するにも並んだりする必要が
あると思うので結構オススメです。
それでは
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