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京都鉄道博物館 潜入記

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京都鉄道博物館 潜入記

2016年5月2日。先日オープンしたばかりの京都鉄道博物館に行ってきました。
関東でもいくつかのテレビ番組で取り上げられ話題となっていますが、
関西では当然いろいろと話題となっているようで、特に京都駅はいたるところに広告があり、盛り上がりムードとなっていました。

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5月2日は連休の中休みにもかかわらず、11時ごろに行ったところ、当日券売り場には列ができており、15分程度の待ちのようでした。僕は前売り券をセブンイレブンで購入したので全く並ばずに入場。売り券は前日の夜でも空きがあり普通に買えました。セブンの複合機で簡単に買えるので子供連れの方などは特に前売り券の購入がオススメです!

まず入ると迎えてくれるのは、C62機関車とクハ86形、0系の新幹線。
0系はJR西日本が最後まで運行していただけあって、4両編成というちゃんとした出で立ちです。大体の博物館は先頭車だけというところが多いので4両あるとそれだけでだいぶリアル感があります。

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ナシ20形(食堂車)は実際に中に入って、食事をすることができるようになっています。オープンしたばかりとあって20分以上は並びそうだったので、今回は中はパス。

いよいよ本館へ。入るとすぐにこの博物館の目玉の一つ500系が迎えてくれます。

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そのとなりには581系、489系と並びます。
この並びは本当に見事。間違いのないチョイス。
どれもきれいに塗装し直されており、本当に美しく保存されています。

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その奥へ進むとEF66,DD51。この二つの展示が面白いのはどちらも下から見学できること。機関車を下から見るのはもちろん初めて。
重厚なつくりにこれまた心を動かされます。

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100系も展示されていますが先頭車のみ。
(後ろの関西弁のおじさんが「これは2階建てがないとなぁ」と
ぼやいていましたが、去年名古屋のリニア鉄道館を見た後だと同感)

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この101系はパンタグラフ上げ下げやドアの開閉が体験できるようになっており、子供達には大人気

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その奥にある引き込み線にはトワイライトの電源車が、このゾーンは外と線路がつながっており展示車両が交換できるようになっているそうです。

上からも見られるようになってますが、まあこれはこんなもんかという感じ。
中に入れないのがかなり残念です。

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2階に上がります。

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2階やジオラマやシュミレーターなど定番の展示物があります。
シュミレーターは8台とそれなりの数がありますが、これもこの日は抽選。決まった時間に抽選券を引き当たった人が整理券をもらえるとのことでした。
今日は時間が限られていたので残念ながらパスです。

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ジオラマは結構大きく大宮のてっぱくにも引けを取らないレベルです。

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いよいよ梅小路の機関庫へ。

ここまでの展示は他の博物館でもだいたい見られる内容ですが、この梅小路はやっぱりすごいです!

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SLの整備風景も上からのぞけるようになっています。これもまた貴重な景色。

ちょうどSLスチーム号の発車時刻だったため、発車を待ちます。
これもすごい迫力。これは乗らなくても(逆に乗らないほうが?)楽しめます!
この発車前の汽笛もものすごい迫力です。実は夕方は東寺を観光したのですが、東寺でもかなりの音で聞こえました。おそらく京都のかなり広い範囲に響き渡っていると思われます。

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そして機関庫へ。本当にこれだけの蒸気機関車を見られるのはおそらくここだけ。
どれも本当に美しく保存されています。

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そして、ここからおみやげ物売り場そして出口へとつながっています。

お土産品もかいたいところだったのですが、入場規制中ということで今回は残念ながらパスして後にしました。
どうしても並ばずにお土産を買いたいという場合、機関庫の中でも種類は少ないですが臨時の売り場が開設されていて、ここはほとんど人がいませんでしたので、臨時売り場で買うのがオススメです。

ここまでの見学時間は1時間半。
今回時間が限られておりすべてをじっくりというわけにはいきませんでしたが、
これでも十分たのしめました。
混雑しているとはいっても、人だらけで全然見られないということはなく、特に梅小路の機関庫などはゆったりとみることができました。

入場する際、食堂、お土産売り場、シュミレーターなどの体験はやっぱり並ぶのですが、私のように展示を見るだけでいい、さっとどんなもんか見たいということであれば、前売り券さえ事前に買っておけば、待つ時間は全くなく、ストレスなく楽しむことができました。正直あたらしく増設された博物館自体は特に目新しいものがあるわけではありませんが、梅小路の機関車は圧巻で、ぜひ一度は訪れてみる価値のある場所だと思います。

感想・アドバイスまとめ

・前売り券は簡単にセブンイレブンのコピー機で買えるので、前売り券購入がおすすめ。
(前売り券は時間を指定する形になってますが、この日は時間はあまり厳しくチェックしていないようでした。入場制限がかかるほどの大混雑の場合はチェックされるのかもしれませんが、普段は多少前後しても大丈夫そうでした。)
・混乱を避けるためか、500系、489系、トワイライト等展示車両のほとんどは外から見るだけで、中に入ることができずそれはちょっと残念。
(この点は入場者数が落ち着いたらもしかしたら入れるようになるのかもしれません。今後に期待!)
・屋内の展示車両は500系新幹線以外は他の博物館と比べてもそれほどの目新しさはなく、大宮の鉄道博物館と比べると車両自体が若干少なめ。(メディア等では日本最多の展示車両数という記述を時々見かけますが、それは梅小路の機関車も含むため)
・EF66やDD51を床下から見られるのはここだけで、これは貴重な体験だった。
・何と言っても梅小路機関庫はやはり圧巻。これだけたくさんのSLを間近に見られる場所は他になく、SLを見るにはここが一番。
・SLスチーム号は間近にみるとすごい迫力。乗らなくても十分楽しめる!
(子供さんはやっぱり乗りたい!と言うと思いますが(笑))

色々と書きましたが、正直新しく増設された博物館自体はまあこんなもんかという感じですが、やっぱりこの博物館の目玉は梅小路のSLでこれはみる価値のあるものだと思います。

日本の鉄道の歴史や技術、色々な車両をじっくり学んだり見たり体験したいのなら大宮のJR東日本の鉄道博物館。
新幹線やリニアをみたいなら、名古屋のJR東海リニア・鉄道館
純粋に歴史のある鉄道と触れ合いたいというのなら横川鉄道文化むら
SLをみたいのならJR西日本の京都鉄道博物館(梅小路)ということだと思います。

現在は開館したばかりで、ものすごい賑わいでした。
おそらく今年の夏休みもこのような状態が続くと思いますが、それを過ぎれば落ち着いて見られるのかもしれません。
今回は混雑からすべてを体験はできなかったので、また落ち着いた頃ゆっくりと行きたいと思います。




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