スーパー北斗(札幌~新函館北斗)の風景
2018年3月のダイヤ改正で、キハ183系が引退した札幌~函館の特急。
6月の平日に札幌から新函館北斗まで乗車しました。
時間は3時間半。いまやこれほどまでの長時間ディーゼル特急に乗る機会は
なかなかありません。乗車記と風景を紹介します。
スーパー北斗8号に乗車
今回乗車したのは9:32札幌発のスーパー北斗8号。
車両は最新のキハ261系です。
通常7両編成ですが、この日は増結されて9両編成です。
先頭1号車がグリーン車、2~7が指定席、8~9号車が自由席です。
6月の平日にもかかわらず指定席は満席。
えきねっとでみてみるとこの日は午前中の列車はすべて満席でした。
(JR北海道の列車も現在JR東日本の「えきねっと」で購入することができます。)
いよいよ札幌出発
札幌の時点でほぼ8割がた席が埋まった状態で出発です。
列車は新さっぽろ・南千歳と停車。南千歳で満席となりました。
ほぼ7~8割が旅行者の方で、旅行者の半分は外国の方でした。
そこからは、苫小牧・登別・東室蘭と停車です。
それぞれの駅で乗り降りがあるもののほぼ満席。
苫小牧からは噴火湾にそって走るもののあまり見えません。
東室蘭をでると進行方向左側に海が見え始めます。
充実した車内販売
スーパー北斗8号では車内販売があります。
私も途中夕張アイスクリームを。
これは大人気で多くの人が購入していました。
以前も書きましたが、車内販売のメニューは結構充実しています。
満席でしかも長時間の乗車ということでその他のものそれなりに売れているようでした。
しかし、車内販売があるのは昼時を走るスーパー北斗、6・8・10号、13・15・17号のみ (2018年6月時点)、
その他の列車は残念ながらありませんので注意が必要です。
長万部ではカニ飯を
このスーパー北斗6号では長万部ではカニ飯が積み込まれます。
早速購入しいただきました。
これがかにがふわふわの不思議な食感。一度は食べてみる価値のあるものです。
このお弁当は結構人気で混雑していると早々に売り切れます。
今回も1号車から販売が始まり、だいたい3号車の時点であっという間に売り切れていたようです。
このお弁当は3日前までは予約が可能です。極力事前に予約をされることをお勧めします。
いよいよ新函館北斗へ
長万部からは八雲、森、大沼公園に停車し、新函館北斗を目指します。
新函館北斗手前の時点でも指定席は9割がた埋まっています。
自由席は逆にもう少し空いていて7~8割程度という感じでした。
そしていよいよ新函館北斗へ到着。
どのくらいが降りるんだろうと思っていたら、指定席のほぼ8割~9割はここで下車です。
そしてそのほとんど全員は新幹線ホームに入っていきました。
札幌から新函館北斗までは3時間35分。
結構な長旅ですが、実は疲れはそれほどありません。
最新鋭のキハ261系とあって、ディーゼル独特の音やにおいというのもだいぶ軽減されています。
途中暇になったときのためにと買った新聞も結局よむことなく到着。
やはり本州とは違った車窓を楽しめる北海道の長距離特急。
あともう少し乗っていたかったなという気持ちを残して、
列車を見送りました。
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